サークル「さんしきすみれ」さん制作の令嬢×メイド百合シミュレーションゲーム
今回はネタバレなしで感想を語り、皆さんに紹介しようの記事です
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概要
作品紹介
百合×育成SLG×マッサージ
“色”を失った見習いメイド・ノア。
魔族令嬢のリリシア。
2人の共同生活を見守る30日間。
掃除・料理・礼儀作法……日々の選択で、
ノアのスキルやリリシアとの関係が変化します。
夜には優しいマッサージ、時には濃密なスキンシップも……。
あらすじ
魔族令嬢とメイドさんの30日
Demon Lily and the Noir Maid
「原色喪失(ジェネシス・カース)」──
かつての大災厄により、人間の世界から“色”が失われた。
いまや色を見ることができるのは、魔力を宿す者だけ。
![魔族令嬢とメイドさんの30日 – Demon Lily and the Noir Maid [さんしきすみれ] 魔族令嬢とメイドさんの30日 – Demon Lily and the Noir Maid [さんしきすみれ]](https://img.dlsite.jp/modpub/images2/parts/RJ01522000/RJ01521464/0cbff7cba459073825cf4ab5a8074c2b.jpg)
舞台は、月光が降り注ぐ都市《セレニア》。
修道院で育った見習いメイド・ノアは、生まれつき“色”を見ることができない。
彼女が一人前と認められるには、「色を獲得する」修練を果たさねばならなかった。
ノアはその修練のため、魔族令嬢リリシアの屋敷へと遣わされる。
リリシアは“色欲”の魔力を扱うことができる特別な魔族──XXXXX。
彼女の導きのもと、ノアは少しずつ“色”と“感情”を知っていく。
昼は屋敷での奉仕と交流、夜はリリシアがノアの身体に魔力を通す「マッサージ」の時間。
10日に一度訪れる試練を越えるたび、ノアの中に新たな色が芽生える。
10日目:緑 ── 感情を知る日
20日目:赤 ── 欲求を知る日
30日目:青 ── 理性を知る日
それは、“失われた色”を取り戻すための物語であり、
“欲”を通して心を育てる、ふたりの三十日間。
キャラクター

ノア – Noah –
見習いメイド。
生まれながら”色”を失った少女。
孤児で修道院育ち。
誠実で控えめ、でも芯は強い。

リリシア – Lilicia –
魔族令嬢。
月光都市セレニアの貴族。
ノアに“色”と“選択”を教える存在。
時に厳しく、時に甘やかに。

セラフィーナ – Seraphina –
修道院の副院長。
ふたりを静かに見守る理解者。
ノアを幼い頃から育てたお姉様。
リリシアとは旧知の仲。

タヌキ – Tanuki –
屋敷の庭に出没するタヌキ。
もふもふで、ふわふわ。
人間の子供ぐらいの図体。
普段は街に住んでいる。
百合モノという事で購入を躊躇っている方へ
自分はこれまで成人向け作品以外でも百合系作品を見てきましたが、それは少しだけ
わざわざ毛嫌いする程ではないが、好んで見る訳ではない
寧ろ見た時には「お、久々に見るか」ってなる位
そんな自分が、これはいいぞぉ!!と思ったのが本作
ストーリー、実用性、操作のしやすさ
あらゆる面において一級品の本作の魅力をバッチリびっしりお伝えしていきたいと思います

冒頭のあらすじを読んだ際、少し設定が小難しく感じた方
安心してください
理解度がざっくりでもストーリーは楽しめるよう作られています
次に設定を読んだだけで少し興味が湧いた方
喜んでください
エロゲとは思えない程の設定と世界観の作り込まれっぷりを味わう事が出来ます
本作はメイドとして仕えるノアの行動選択を昼間は主として進行していきます
そして「朝」「昼」「夕」と三回行動の選択肢を選ぶ事が出来
選択肢によって画像右上にある数値を上げる事が出来たり
それだけでなく様々なテキスト、ミニイベントを見る事が出来ます
自分が本作に驚いた点の一つとして、その世界観の作り込みっぷり
日中の行動としてとれる「読書」ではその作り込まれた設定を存分に味わう事が出来ます
長編に分類される本が十一冊ほどと、短編に分類される本は二十冊以上存在します
それ以外のイベントでも些細なところによく練られた設定が垣間見え
普通にそっちに興味が惹かれて、行動の選択肢に制限がなければ本筋そっちのけで読書に耽っていたと思う程自分は面白く感じました
そんな細かい設定とかどうでもいいんじゃい、って方も勿論大丈夫
魔力も種族も関係ない心の成長、少しずつ縮まっていく二人の距離感
魅力が沢山ある本作は、例え一つの要素が好みじゃなくて別の部分で好きを見つけられる!……かもしれません

そして皆さん気になるであろう夜の時間
ノアに魔力を流す為マッサージをする……流れから始まります
メイドとしてやって来た本来の目的である色を獲得する為の行為
果たしてどこまでが本当に必要な行為なのか、またそれを受け入れていくのか
日中だけでなくこの時間でも二人の距離感の変化が現れる会話を見る事も出来ます

画像右側にあるコマンドから行動を決めていき
上側にある「リリシアの魔力」か「ノアの体力」のどちらかの数値が行動の度減少
片方がゼロになった時点で夜のターンは強制的に終了となります
またこの数値は日中の行動次第である程度コントロールが可能です
体力と魔力は主に睡眠時に回復しますが、序盤以降はずっと寝るだけでマックスまで回復しますし
日中の行動でも回復出来るのでそこまで不便だとは思いませんでした
そして夜のターンでとれるアクションは徐々に解放されていく仕様になっています
基本的には普通にプレイしていけば解放されますが、一部のアクションは解放に条件が設定されているので気付かない場合もあるかと思います
本作をダウンロードした際ファイルに同封されている攻略サイト(ネタバレあり)
上記を見るのを躊躇っている方がもしいらしたら、安心してください
そのサイトを開いて最初に出て来るのはコマンド解放条件の情報のみです
アクションを先に知る位ならいいや、って方は最初の方だけなら見ても大丈夫かと

さて、購入済みの方向けになってしまった話を紹介の方へと戻しましょう
本作は日数経過で期限が決められているタイプのゲームですが
道中とる行動や選択によって条件が満たされると、CG挿絵を見る事が出来たり
夜のターン以外でもエッッなシーンを見たりする事が出来ます
これらのCGを見る条件も攻略サイトに記載されているので、CGギャラリー解放後詰まった方は大人しく頼る事を推奨します

そして話に出たCGギャラリーと言うのは、ストーリークリア後に解放される所謂思い出機能ですが
一部シーンのみを切り取って再生してくれる便利機能があります(これは地味どころか派手に有難い仕様)
特にエッッなやつが再生出来るようになっているところが素晴らしい
ある作品にはあるけど、この再生機能がない作品もあるので本当に助かる

本作の挿絵はどれもクオリティが高いと感じますが、やはりセリフや心情があるからこそより輝くというもの
痒い所に手が届くなぁというのが全体的な感想としてもあげられますね
シナリオ方面の感想としては、マジでよく出来てると思います
「色」や種族等独特な世界観が広がっている中
ファンタジー要素を抜きにしても面白い要素が散りばめられていて
深い話も、クスっと笑えるような話も、ドキドキする話も
どれかに偏り過ぎる事なくストーリーが進行していって、プレイしていて疲れたり手を止めたくなったりする事がなく遊べました
ファンタジー、恋愛の要素を上手く扱ったシナリオ
日常風景に写る可愛く、時に美しいイラスト
配慮を感じられる操作のしやすさと細かな仕様
完成度という意味で自分はこのゲームの隣に並べるものは少ないのではと思います
そしてここまで詰まったゲームが定価で1100円
倍でも文句言えないどころか妥当に感じる位には本当に素晴らしいゲームです

最後に少しだけ「修練」について触れて締めに入ろうと思います
修練とは十日に一度、つまり作中で三回発生するイベントです
上の画像の様にマウスをせっせこ振って突破するものなのですが
これはスキップすることも出来ます
スキップしたとしても飛ばされるのはアクションシーンのみで、会話等は特に何もないイベントなので
自分こんな事しにこのゲームやりにきた訳じゃないんすけど……って方は飛ばしてもいいと思います
個人的にはそこそこ楽しく遊べましたが(最後の斜め以外)
と、ここでもやるやらないの選択が出来る辺りにも配慮が見えていいねってお話でした
まとめ
主×従者の組み合わせた好きな方
百合が好きな方、または百合に挑戦してみたい方は是非買ってプレイしてみて下さい
↓作品へのリンク(DLsite)
魔族令嬢とメイドさんの30日 – Demon Lily and the Noir Maid